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(内藤新宿)
千駄ヶ谷辺図
1-24

いまは殷賑を極める新宿も
大木戸外の場末

収図範囲は、新宿・千駄ヶ谷。甲州道中の四谷大木戸は、江戸の西出入り口。わきに玉川上水の水番がある。新宿追分で西に分岐するのが青梅街道。内藤新宿は江戸四宿の一つで、内藤の名は、現在の新宿御苑である内藤駿河守、高遠藩内藤家の広大な下屋敷に由来する。大宗寺は内藤家の菩提寺。その北の正受院は針供養で、成覚院は新宿遊女の投げ込み寺として有名。天龍寺の「追い出しの鐘」は現存する。成子坂下のヨドバシを渡ると角筈の十二社権現(熊野神社)。滝もある景勝地として人気だった。千駄ヶ谷一帯の総鎮守は千駄ヶ谷(鳩森)八幡宮。

現代地図

図番号:1-24
原本サイズ : 513×557mm
原本刊行年:文久二年(1862)

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