日本絵図併名所入
4-06
遠くの国に、おもいを馳せる
版元は丸太町通室町西入丁河内屋兵衛。本図は各名所地を鳥瞰図式に紹介。地図というより絵画の趣が強く、実用よりは観賞用で、目に楽しい。延宝から元禄までは江戸時代における木版地図出版の最盛期。デザインも定型化されておらず、版元によりバラエティに富む。本図は最盛期の出版物の一つで、版は精良、彩色も良質の顔料が使用されており、現在でもあまり退色せず美しい。
現代地図
図番号:4ー06
原本サイズ : 650×1000mm
原本刊行年:元禄四年(1691)
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