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古地図 その使い方 いろいろ

本サイトで紹介している復刻古地図は、昭和40年~50年代(1965~1984)にかけて、郷土史家・喜多川周之氏と人文社編集部により復刻・出版された図です。収集した古地図原本から復刻に適した図を選び撮影、各色版ごとにトレースし、傷みが大きく文字の判読が困難な箇所については、別史料を元に解読しながら描き起こされています。起こされた各色版から印刷用製版フィルムを作成、オリジナルの和紙に印刷したものが人文社版復刻古地図です。

原則的に原寸・原色で復刻されていますが、一部、彩色を変更(例:墨色で刷られた河川を青色の版に変更)して起こした図もあります。また解読した部分には原本と異なる表記が含まれる場合もあります。複数の写本を参考に、より見易い図となるよう制作された「復刻版」であることをご了承ください。

古地図の原本は、本サイトで紹介する各施設にも所蔵されています。汚れや破損も当時の愛用の痕跡として、その時代に触れるように古地図に親しむことができます。実物を閲覧できる施設もありますので、是非、お手にとってご覧ください。

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人文社版復刻古地図の特長は、当時刷られた木版と同じように各色ごとに版があり、鮮やかな色彩と可読性に優れた印刷、各種加工ができる点です。素材を生かす、みなさまからのアイディアをお待ちいたしております。

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